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「成熟の模範」~アブラハムに学ぶ~ 2019.1.20

「成熟の模範」~アブラハムに学ぶ」~創世記12章1~4節、24章1~4
この年は「成熟」ということがテーマとされています。先週は「キリストの身丈にまで」ということで大人になることが語られました。今回はその模範となる人物から学びます。
●アブラハムの人物像
彼は「信仰の父」「神の友」と呼ばれユダヤ人の父祖とされています。出身はウル(現在のイラク)。神の声を聞き、神が示したカナン(現在のパレスチナ地方)に移り住みました。幾多の失敗や試練がありましたが神の声に従いカナンに住み、そこで祝福されました。神はアダムやその後の人類にそれを期待していましたがことごく彼らは失敗しました。その中で選ばれたのがアブラハムでした。彼は神に「あなたは祝福となりなさい」と「祝福の源」として選ばれたのです。
●成熟していったアブラハム
「信仰の父」として尊敬されているアブラハムですが、数々の失敗もありました。カナンを離れてエジプトやネゲブに移住(12:10、20:1)したり、神の約束の時を待てずに側室を迎えたりました(16)。それらは家庭の混乱、神の沈黙を招いたのです。原因は神の導きを仰がなかったこと(12:10、16:2)でした。神はみことばもって彼を導き養ってくださいました(12:1、15:1、17:1等)それらのことを通じて彼は成長し信仰を増していったのです(22章)。
●継承されるべき祝福
成熟し晩年を迎えたアブラハム。その彼には信仰の継承、祝福の継承という最後の大仕事がありました(24章)それらも不思議な神の導きによって成し遂げられたのです(27、48)。私たちも一人ひとりが「神の祝福の源」です(個人・教会)。主が弟子たちに期待され通り「シャローム」(平和)をもたらす者に(マタイ10:12)なることができれば幸いです。そのためにもお互いがみことばによって成熟して行くことができれば幸いです。