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「失望してはいけないことを教えるために」2019/9/1

「失望してはいけないことを教えるために」(ルカ18:1~8)
私たちはしばしば、様々な問題課題などで失望してしまうことがあります。しかし、主イエスは「いつも祈るべきであり、失望してはならない」(1)と教えて下さいました。このたとえ話に登場するのは、神を恐れず、人を人とも思わないような裁判官と一人のやもめです。彼女は、この裁判官の所に何度も出向いて、「正しい裁判を行ってください」と訴えたのです。それがあまりにもしつこかったので、裁判官もこの訴えを取り上げたという話です。
●失望しなかった女性の姿
彼女には幾つかの特徴がありました。一つは何の後ろ盾もなかった、ということです。聖書にはやもめが多く記されています。その多くは孤独であり、経済的にも困窮していました。また何より社会的な立場もありませんでした。しかし、彼女はあきらめない心を持っていました。何度も出向いて訴えたのです。
●私たちには神様という最高の後ろ盾がある。
私たちには確かな後ろ盾があります。それは「神ご自身」で 「まして神は」(7)とあります。私たちの神は公正な方です。正しいものは正しい、不正は不正としてさばかれる方です。同時に「放っておかれることがない」とあるように、必ず顧みてくだる方です。
●だからこそ私たちは、あきらめないで祈り続けたい。
「教えるために」とありますが、主イエスは私たちが失望しやすいことをご存知でした。私たちは神の御心ではなかったと勝手に判断して、あきらめてしまったために、どれほど多くの御業を体験できなかった事でしょう。私たちは、決してあきらめて投げ出すのではなく、また祈りっぱなしで忘れてしまうのでもなく、心から祈り続けようではありませんか。神は、公平であり、愛のお方なのですから。