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新型コロナウイルス感染症対策としてホームページでの礼拝のプログラム、メッセージを掲載は継続します。こちらをクリックしてください(8 月2日分)

週 報 2020年8 月2 日 No1381 (33-31 )
月第1聖日 伝道礼拝

讃  美①   罪とがを赦され神の子とせられ(311)
開会の祈り
主の祈り
信仰告白  使徒信条
聖書拝読  詩篇23篇(旧約954)

「神がともにおられる生き方」
牧師 川村和臣
讃 美② うたいつつ歩まん(402)
感謝の祈り
献  金
報  告
頌   栄  父・子・聖霊の(271)
黙  祷

(271) 父・子・聖霊のひとりの主よ  *は起立
栄えと力はただ主にあれ とこしえまでアーメン

※献金は任意です。来会の際、まとめてお持ちください。

※報告は最後に掲載します

礼拝メッセージ                         2020/8/2

「神がともにおられる生き方」詩篇23篇

8月に入りました。夏休みやお盆の帰省など、一年の中でも楽しみの多い月です。ですが、コロナの影響でそうもいかなくなるかもしれません。先日ある新聞に大学生の投書がありました。その学生の大学はこのコロナの中、ずっとオンラインの授業だそうです。その学生は、大学の授業は本来、そのようなものではなく、教授は学生の様子を観察しながら考え、学生は意見を述べる。こんなつながりの感じられるのが大学の授業の魅力。また、キャンパスで人間関係を広げ、友達と話して疑問を解決したりする。そのようなところにこそ、大学生活の価値がある。小中学校も、高校も普通に通学している。世の中では旅行も解禁されている。だのになぜ、大学だけ。そんなことに年間100万円近くの学費をかける価値はあるのだろうか、というものでした。私はこれを読みながらそうだな、と思うとともに、こんなにまじめに大学生活を考える青年がいるのだな、ということで少し嬉しくなりました。このような誠実な学生たちが悩んでいるのは残念なことです。

実は、その投書のすぐ上に別の投書がありました。こんどは大学の教授の投稿です。このオンラインの授業の間、自宅待機となった学生たちがどんな本を読んでいたか、という内容でした。やはり、感染症の恐ろしさを描いたデフォーやカミュの「ペスト」が多く選ばれていたそうです。その中で意外と多かったのが「蒼茫」という小説だったそうです。「蒼氓」(そうぼう)は、石川達三の小説で第1回芥川賞受賞作です。戦前の貧しい農民たちが夢を抱いてブラジルに渡り、厳しい現実に打ちのめされながらも、その地に根をおろそうと決意するまでを詳細に描いた作品です。「氓」は流浪する民を意味するのだそうです。

作者の石川さんも、ブラジルまでの「政府補助単独移民」として移民船「らぷらた丸」に乗ったそうです。放浪のつもりでブラジル行きを決めたそうでした。渡航の前に移民志願者が集まる神戸の海外移民収容所に行きました。そこで「国家が養い切れずに、仕方なしに外国へ奉公にやられる人々の悲しい現実」を目の当たりにして衝撃を受け、いつかこれを書かなければならないと思ったとわれています。移民政策を棄民と厳しく非難したそうです。小説の中ではそのような状況の中で、故郷を捨て、親しい人と別れて移民する純朴な農民たちの姿を描かれています。そこに描かれているのは貧しさといとどうしようもない壁、国家も頼りにはならない。それら対する無力感と失望感です。しかし、同時に人間の弱さやしたたかさ、未知に向かって進もうとする人間のたくましさなども描かれています。そのような本に共感する今の大学生の気持ちを察して考えさせられました。

若者と言えば2018年にある機関が「日本やアメリカ、イギリス、中国、韓国やインドなど9カ国の17歳から19歳、それぞれ1000人を対象にした調査を公表していました。「自分で国や社会を変えられる」と考える日本の若者は18.3%で、残り8カ国で最も低い国の半数以下となっています。さらに、「自分の国の将来についてどう思うか」という質問に「良くなる」と答えた日本の若者は9.6%で、9カ国中最低となり、トップの国の10分の1にとどまりました。「将来の夢を持っている」、「国に解決したい社会課題がある」国の将来像に関しても「良くなる」という答えはトップの国の10分の1。そんな壁に青年たちがぶつかっていることを思います。その根底にあるのは本当に頼るもののない不安感ではなでしょうか。もちろん問題や課題は青年たちだけでなく、それぞれの世代にあります。そのような時、本当に頼りになるものはあるでしょうか。

聖書に入りましょう。人とは問題課題にぶつかる時、自分の気持ちを代弁するものに共感します。その典型が歌というものでしょう。その世代の考えや気持ちを理解するのには彼らのよく聞く、歌などを聞いてみるとよくわかります。聖書は最初の頃。ユダヤ人に大切にされていました。詩篇はまさに当時のユダヤ人にとって心の歌であり、共感できるものでした。詩篇には人間の喜びや苦しみ、祈り、失敗や成功、様々なものが含まれています。その共感によって、慰めを与えられたり、生きる勇気を与えられたりします。世の中の歌ですと、社会風刺、恋愛などがテーマになります。ですが、詩篇には一般の世の中にはないものがあります。それは神への信仰であり「神がともにいてくださる」という信仰です。いえ、それは信仰ではなく、聖書に記されている事実です。それは詩篇の記者たちの体験を見るとわかります。詩篇は、また聖書全体は神がおられること、そしてこの神がともにおられることを証しています。

詩篇の表題のダビデという人は、イスラエルの二代目の王様であり、能力も指導力も優れた人物でした。と同時に苦難も多い生涯でした。有能さゆえに嫉妬され、自分の仕えていた王に殺されそうになります。今でいう不倫も起こしてしまいます。また自分の息子に反乱を起こされます。波乱万丈でしたが一貫していたのは神への信仰でした。

23篇は「主は私の牧者、羊飼い」と呼ぶということは、自分を「羊」として見ているということです。神様との関係を羊飼いと羊の関係に見ているのです。ダビデは少年時代、羊飼いとして働いていました。この経験を通して、ダビデは羊の弱さを知り、羊飼いの役割や配慮を学びました。羊は、緑の牧場や渇きを潤す水のある所を知りませんが、心配はいりません。羊飼いが知っています。羊は無力で敵と戦う手だてを持ちませんが、羊飼いが身を挺して羊を保護します。

その中で彼を支えたのが「主は私の羊飼い」という信仰です。そして彼の生涯の中心が「あなたがともおられますから」ということです。先週もお話ししました「インマヌエルの恵み」です。鍵は「あなた」です。「あなたとは私たちを創造された神です。その特徴は、だれよりも私たち一人ひとりをご存じだ、ということです。自分を知っているのは御主人、妻、子供、友人そして親など、様々とあるでしょう。また自分自身という人もいます。しかし、それ以上に神は私たちを造ってくださった方として、私たちのことをご存じです。だからこそ、頼りになる方です。社会も国もそして周りも頼りになりないことはあります。しかし、どんな時でも私たちを支えてくださるのが聖書の「あなた」という神です。

最後に大切なのはその神との「つながり」です。冒頭でオンラインの話をしました。その大きなメリットは、いつでもどこでも誰かとつながることができるということです。ダビデはどんなときでも、この神とのつながりだけはしっかりと持っていた人物でした。ですので、彼は最後に「まことにいのち日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追ってくるでしょう。私はいつまでも、主の家に住まいます」と告白できました。「主の家」「家」とも最も安心できるくつろげる場所です。疲れてもそこで安らぎ、力を回復します。

最初にお話しした若者たちにとって今、必要なものは安心です。それは今、だけではなく将来への夢の土台ともなります。それはすべての人に必要なものです。主イエス・キリストは、そのつながりをつくるために十字架にかかってくださいました。それで「あなた」と呼ばれる聖書の神とともに歩むことができるのです。その幸いを体験してください。


◆本日の予定
○午後1:30~ 午後の礼拝
◆今週の予定
○5日(水) 午前 10:30~ 女性のつどい(連絡制)
午後 7:00~ 祈祷会
◆次聖日(8月9日) 聖日礼拝
司会:奥村元 奏楽:初見芳恵 PC:川村えみ
説教 「主イエスの昇天~継続される働き~」
ルカ24:50~53
♪讃美 30、467
○午後1:30~ 午後の礼拝
●先週は、東北でまた豪雨がありました。九州を始め、被災地の 一日も早い復興を祈りましょう。

●上半期感謝献金は目標を越える190,000円が与えられて感 謝でした。尚、教会の経済的な必要も満たされるように祈りましょう。

●新しいピアノの検討が始まっています。良いものが見つかりますように祈りましょう。

●感染の拡大が続いています。尚、お互いに留意しつつ歩みましょう。
●集会の再開に関して●

●基本的な方針
①緊急事態宣言の解除、埼玉県の休業要請の解除、また県内の感染状況も踏まえ、6月7日より礼拝、祈祷会を再開いたします。
②礼拝は教会での礼拝、ホームページでの家庭礼拝、郵送等での三体制とします。ご自分の状況や健康状態によってご自由 に選択してください。教会での礼拝は3月時のように原則信徒のみの短縮礼拝として感染拡大対策をとった上で行いま す。
②6月以降は感染の状況を見て決定します。事情によっては再度の教会での集会中止もありえます。

●礼拝時の具体的方策として
①礼拝は二部制として朝10:00~ 午後1:30~とします。
②原則礼拝の定員は20名までとし、必要であれば午後の部に 出席していただきます(県や市より定員の50%の出席者が推奨されているためです)
③当然ですが発熱、ひどい咳などの症状がある場合は家庭礼 拝としてください。また来会時には手洗い、マスク着用などの感染対策をお願いします。
④奉仕者は当面、司会と奏楽のみとします。あとは出席者で補い合います。
⑤礼拝後の公の食事会、例会などは当面控えます。
ご不便をおかけしますがご協力をお願いいたします。