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週報 2022年10月2日 No 1372(35 -40)

10月1聖日  聖日礼拝

讃 美① 主はわがかいぬし(188)
開会祈祷
主の祈り
信仰告白 使徒信条
聖書拝読  創世記12章1~9節(旧約17)
     「アブラハムの出発」
川村和臣
讃 美②  主は導かれる(399)
感謝祈祷                                                                                                         
報   告  
頌  栄  父・子・聖霊の(271)
*祝 祷
       (271) 父・子・聖霊のひとりの主よ  *は起立
         栄えと力はただ主にあれ とこしえまでアーメン

メッセージ  「アブラハムの出発」  創世記12:1~9


創世記を続いて学びます。今日から有名なアブラハムの生涯に入ります。アブラハムは聖書の中でも、世界の歴史の中でも、もっとも有名で影響力のある人物の一人です。キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、それぞれ信仰している、人々がアブラハムを尊敬しています。尊敬以上に霊的な自分の先祖として捉えています。リンカーン大統領もアブラハム・リンカーンとその名前がつけられていました。なぜ、アブラハムはそれほど有名なのでしょうか。それは彼が信仰の模範、信仰の父といわれるほど神を信じ、従う姿勢があったからです。
ですが、彼の信仰は最初から確立されていたわけではありませんでした。アブラハムの生涯は13章にわたっています。その生涯を通して信仰が造られていった人物でもありました。今、ヤクルトスワローズの村上選手が日本人最多の年間ホームラン数に並んでいます。すごいな、と思います。村上選手は熊本出身です。高校時代も活躍し「肥後のベーブルース」と呼ばれていたそうです。でもその背後には並々ならぬ、努力があるということも聞いています。多くの失敗や挫折もあったでしょう。アブラハムの信仰もそのようなことを通じて培われました。今日はそのアブラハム(当時はアブラム)の生涯の最初。出発の時の出来事です。

●アブラハムの出発は困難や悲しみの中から出発であった。

 アブラムの出発は二段階あると言えます。一つはウルという街から、二回目はハランという街からです。少し、歴史を振りかえってみます。11章にはアブラハムの先祖、セムが出てきます。アブラハムはセムの家系でした。なぜセムか、というと9章の出来事が関係しています。ノアがぶどう酒に酔ってしまったという記事です、ノアには三人の息子がいました。そのうちセムとヤフェテは父親を敬う姿勢を見せました。その結果、セムとヤフェテが祝福を受けます。そのセムの歴史が11:10~26にあります。因みに18節にはペレグという人が記録をされています。先週の紙芝居で神を敬う人物として出てきました。そのペレグから尚、時が進んでテラが生まれます。テラはアブラハムの父親でした。

27節からはそのテラの歴史が記されています。テラはウルという街に住んでいました。アブラハムの兄弟にはナホルとハランがいます。そのテラの家族には様々な困難や悲しみが訪れます。まず、アブラハムの兄弟ハランが、テラより先に天に帰ります。並びとは逆になりますが、おそらくハランが長男であったと思われます。子ども、しかも長男を看取ることになったテラはショックだったでしょう。自分の子どもの死を見ることはつらいことです。その後、アブラハムと兄弟ナホルは結婚します。ナホルはハランの娘を妻とします。ここにも家をも守ろうとするテラの思いが見て取れます。アブラハムの妻はサライでした。ところが、そのサライには子どもが与えられませんでした。当時、子どもがないということは、祝福から外れていると考えられていました。家長のテラもアブラハムも辛かったことでしょう。短い記述の中にもいろいろなことがあったのだな、と想像できます。一家はそのような困難や悲しみの中にいたのです。諸説ありますが、この頃は、紀元前2000年頃といわれています。4000年前の話を私たちは見ているのです。4000年前もいろいろドラマがあったのですね。聖書はとても興味深いです。

●アブラハムは神のみことばに立って出発した

困難と悲しみの中にいたテラの一家に転機が訪れます。31節では彼らがウルを離れカナンに旅立ったと記さています。なぜ旅立ったのでしょうか。それは神の声を聞いたからです。使徒7:2~4で、ステパノが言っています。「私たちの父祖アブラハムが、ハランに住む以前まだメソポタミヤにいたとき、栄光の神が彼に現われて、『あなたの土地とあなたの親族を離れ、わたしがあなたに示す地に行け。』と言われました。そこで、アブラムはカルデヤ人の地を出て、ハランに住みました。そして、父の死後、神は彼をそこから今あなたがたの住んでいるこの地にお移しになりましたが・・・」

 ステパノの解説によれば、メソポタミヤの地、つまり、ウルで神が現われたと言われています。しかも、テラにではなくアブラハムに現われたのです。アブラムがいつから真の神を信じていたのかはわかりません。ですが、唯一の神である主が特別にアブラムに現われて、おそらくそのことをテラに告げたのです。テラは不幸の中にあって、末息子アブラムに現われた神に一途の希望を持ち、一家の将来を委ねました。その息子を通して聞いた神の約束を信じて、旅立つことを決意したと考えられます。そして800キロ近いですが、このときテラ家族が落ち着いた場所はカナンではなく、ハランという町でした。なぜハランに住み着いた理由はわかりません。ハランは当時とても栄えていた町でしたので留まったのかもしれません。テラの死までそこにいた、とありますのでテラの一存であったとも考えられます。父の死後、アブラムに神からの語りかけがありました。先程、紹介した使徒の働きの7章の記事から考えると神が再度、アブラムに語りかけられたと考えられます。アブラムはその神の語り掛けを受けて新たにハランから出発しました。それは、どんなところからもわからない、土地でした。ですが、彼はその神のことばを根拠として住み見慣れたハランを後にしたのです。ここにアブラムの神のみことばに対する信仰を見ます。そしてアブラムはノアのように到着した先々で祭壇を築き、礼拝し、神に感謝しているのです。

●私たちにも、みことばに立って出発し続けよう。

4節には「アブラムは、主が告げられたとおりに出ていった」とあります。彼は神の声を聞きました。そして彼は行き先がどんなところかもわからずに、その神の声に従い二度に渡って出発しました。最初に出てきたウルも次のハランも異郷の神々でいっぱいの町でした。そんな町で創造主である聖書の神の声をきくことができたことは不思議です。考えてみれば、この日本という国で私たちが教会に通い、神のみことばに触れることができたことは大きな不思議であり、奇跡と言えます。そして、そのことばに従うことができていることも大きな恵みです。このアブラムのウルやハランからの出発は、私たちにとっては救いを象徴するものと言えます。不思議な導きにより、聖書から神の声を聞き、それに従うことができました。テラの一家は神のことばに希望を抱いて、ウルから旅立ちました。私たちも様々な困難や悲しみ中を通ってきたことでしょう。その中で神のことばをいだき、そこに希望を抱いて出発したのです。

地図を見るとウルとハランは800キロ以上。ハランからシェケムまで500キロはあります。ですが、どこにいたとしても神はアブラムに語り掛けてくださいました。そしてアブラムはどこでも神に感謝し、礼拝しています。私にもこの日本という地で、それぞれに神が声をかけて下さるのです。私たちもどこでも主の声を聞き、主に礼拝することできます。教会学校のさんびかに「いのってごらんよわかるから」というのがあります。
きみはかみさまにネ はなしたことあるかい? 
こころにあるままを うちあけて
てんのかみさまはネ きみのことなんでも
わかっておられるんだ なんでもね
だからそらあおいで かみさまとひとこと
いのってごらんよ わかるから
おがわのほとりでも ひとごみのなかでも
ひろいせかいの どこにいても 
ほんとのかみさまは いまもいきておられ
おいのりにこたえてくださる
という歌詞です。アブラムの神は生きおられ、私たちの声を聞き、語り掛けてくださます。私たちには、この主の語り掛けが必要です。なぜかというとこの旅は続くからです。9節には「アブラムはなおも進んで」とあります。彼の旅も始まったばかりでした。これから彼は多くの試練や失敗、挫折を経験します。私たちも進まなければなりません。地上での人生の旅は終わっていなのです。そこに試練や失敗もあります。その度に常に新たな出発が必要なのです。そのために、主の声を聞き、それに答えて歩んでいきましょう。アブラムの信仰の姿勢は父親のテラも動かしました。ハランから出るときは甥のロトもついてきました。それくらいの影響力があったのです。そのような信仰をもって歩みましょう。

◆今週の予定
  5日(水) 女性のつどい 午前10:00~
 トラクト配布  午前10:45~

◆次聖日の集会 
  10月9日(日) 午前10:00~ 聖日礼拝 
        説教: 創世記連講⑪ 「選択の基準」 
                 創世記13:8~18 ♪36、404
        礼拝ID: 811 8001 9477パスコード: 883960
               ※ID、パスワードは12月末まで同じです。
   礼拝後、各例会の祈りの時

消息、報告

●今週と来週トラクト配布を行います。予定は、
5日(水)、12日(水) 10時45分~
7日(金)、14日(金) 14時~
となります。参加ご希望の方は事前に牧師までお知らせください。天気などで変更の可能性もあります。個人的に配布してくださることも可能です。用いられるようにお祈りください。
●来週、礼拝後、短く各例会を行います。交わりが祝されるように祈りましょう。
●宏美師は父の長期入院治療のために、4日(火)夕方より、8日(土)まで帰省します。お祈りださい。