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新型コロナウイルス感染症対策としてホームページでの礼拝のプログラム、メッセージを掲載は継続します。こちらをクリックしてください(5月15日分)。尚、ZOOMでの礼拝も可能です。希望の方はメールかお電話にて連絡ください。

週報 2022年5 月15日 No 1353(35 -21)

5 月3聖日  聖日礼拝

讃 美① 御霊は天より(173)
開会祈祷
信仰告白 使徒信条
聖書拝読  ガラテヤ人への手紙5章16~26節(新約232)
「御霊よって進もうではありませんか」
川村和臣
讃 美② なお深き祈りもて(イ68)
感謝祈祷
報  告
頌  栄
祝  祷

父・子・聖霊のひとりの主よ
栄えと力はただ主にあれ とこしえまでアーメン

  メッセージ  「御霊によって進もうではありませんか」
                          ガラテヤ5:9~14
 
 NHKで「君の声が聴きたい」という番組を放送していました。子どもや若者の幸せについて考える企画でした。その中では、若者の声が大人たちに届いていないのでは、と語られていました。ある大学生は、人間関係が得意ではありませんでしたが、彼はピアノが好きでした。その大学には、だれでも自由に弾けるピアノが置いてありました。入学したばかりの頃、彼はそのピアノを一人で弾いていました。すると人がそこに集まり、多くの友人ができました。それは彼にとって大きな喜びでした。ところがコロナが広まり、その対策の一つとして、ピアノには鍵が懸けられました。ピアノを弾けなくなり、彼も戸惑っていました。ですが、考えてみれば、ピアノをそこで一人で弾いても、感染拡大の大きなリスクにはないのでは、と彼は思いました。それで何度も、大学に問い合わせました。ですが、大学側からは感染が拡大しているので、という理由しか返ってきません。自分の声をきちんと聞いてくれいてない、と感じたそうです。それでも訴え続けたところ、最近、対策をした上で、弾けるようになったそうです。修学旅行や文化祭もまとも行えず、思い出がつくれない、と嘆く高校生もいました。日本の若い人たちは将来への不安、長引くコロナなどで希望を見いだせない状態だ、という指摘もありました。そのような、若い人々の声をどれだけ大人が聴けるか、私自身もいろいろと考えさせられました。同時に考えたのは、神の声を聴くということに対して、どれくらい真剣に向き合っているだろうか、ということです。
 先週は、弟子たちが聖霊を待ち望んで祈っていた、こと心に留めました。聖霊こそ、宣教の鍵でした。聖霊というお方は多くの恵みをもたらします。まず、人に罪を理解さます。罪がわからないと十字架がわかりません。また、救われた、神の子どもとされた、という確信を与えます。これらは宣教には欠かせないものです。聖霊の恵みの中で今日、心に留めたいことは、聖霊の導きです。聖霊が私たちを導いてくださるのです。それは御霊による歩みともいいます。聖霊と御霊は同じです。今日のガラテヤ書は使徒パウロがガラテヤという地域にあった教会に書いて送った手紙です。前半では教理的な部分です。信仰よる義が記されています。後半の5章からは実践的な信仰者の歩みについて書かれています。この16~26節は「御霊によって歩む」「御霊に導かれる」「御霊によって進む」と、同じようなことばが繰り返されています。今日は25節を中心に「御霊によって進む」ことの大切さを学びます。

●私たちは新しく生まれ変わった(御霊によって)
 まず、そもそも「御霊」と何でしょうか。25節には「御霊によって生きているのなら」とあります。ヨハネの福音書にニコデモという人が出てきます。高名なユダヤ教の学者でした。そのニコデモが、夜な夜な主イエスの所に来ます。そのニコデモに主イエスは「人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることはできません」(ヨハネ3章)と語られました。ここに「御霊によって生まれる」ことが記されています。人は御霊によって、新しく生まれ変わることが必要なのです。少し単純な例かもしれませんが、先日、二階の応接室の時計が狂っていました。大抵、時計が狂う原因は電池切れです。案の定、電池を入れ替えると元通り、正確に時を刻み始めました。人は神に造られた時、神からいのちをいただきました。それによって、人は特別な存在となったのです。ところがアダムが罪を犯したことにより、そのいのち自体がおかしくなってしまったのです。それを解決するための一番、簡単な方法は、新しいいのちを人が持つことです。それによって、人は最初に造られた状態に戻れます。そのいのちが御霊です。また、御霊は主イエスの代わり、とも言えます。主イエスは天に帰られました。その代わりに、来てくださったのが御霊です。御霊は、私たちの一人ひとりのうちにいて下さいます。そして、私たちを導き、励まし、力づけてくださるのです。これが私たちは新しく生まれ変わった姿であり、「御霊によって生きている」ということです。

●生まれ変わった、私たちは新しい生き方がある(御霊による歩み)

 その「御霊によって生きている」私たちは、それにふさわしい生き方があります。それが「御霊によって歩む」(16)ということです。「歩みなさい」は「ペリパテオー」で、一般的な「歩く」という意味です。先日、聖書読書会でアブラハムの箇所が読まれました。信仰の父と言われたアブラハムに神は「わたしは全能の神である。あなたはわたしの前に歩み、全き者であれ。」(創世記17:1)と語られました。そこでの「歩み」とは、アブラハム自身が自覚的・自発的・主体的に主の前を歩みなさい、という命令です。クリスチャンも同様に、「歩み続けなさい」と命じられているのです。ですが、アブラハムと異なる点は、「御霊によって」という点です。御霊はキリストを信じる者の内におられ、常に寄り添ってくださる方です。私たちが神の子として正しい歩みをするために、与えられている助け主です。A.B.シンプソンという聖書学者がいました。その著書に「御霊による歩み」という本があります。その中に「御霊による歩みとは、私たちの全生命(霊と心と体)のために、御霊により頼む習慣の持続である」と説明しています。具体的には、聖書の学び、祈りの中の思い巡らし、他人の忠告を通して御霊の導きを仰ぐこと、事ごとに御霊の力にすがること、御霊と物語ることです。ひとことでいうと御霊の声を聴く、ということです。若い方の声を注意して聴くにはそれ相応の心構えと注意力、また若者への愛が必要です。御霊の声を聴くのも同じです。それは天から降ってくるようなものではありません。聖書を通じ、祈り中で静かに心に語られるものです。その声を聞き逃さない、心の態度、神への愛が大切です。

●それには素晴らしい結果が伴う(御霊の実)

 そのように御霊によって歩むとき、私たちの生涯には良い結果をもたらされます。「そうすれば」とあります。消極的には「肉の欲望を満たすことはない」と記されています。それは19~21節にあるような神の喜ばれない事々を避けることです。そして「しかし」(22)とあります。それは積極面です。御霊による歩みによる実です(22-23節)。「しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません」とあります。キリストの品性:愛、喜び、平安、忍耐、親切、善意、信実、柔和、自制という九つの徳目は、クリスチャンにとって最大の目標であり、価値あるものです。果物は、ちゃんと木にくっついていればそれで自然に実が実ります。もちろん様々な手入れも必要ですが、基本的は枝に留まっていれば実が成るのです。毎年、玄関のオリーブの実が成ります。通りがかりの人がときどき、「沢山、成っていますね」と声をかけてくださいます。小さなことですが、教会にとってはそれらも良い証しです。褒めてもらえると、私もちょっと嬉しく思います。私たち自身はどうでしょうか。愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制という実は私たち自身に実っているでしょうか。最初に宣教の話もしました。宣教の最大の秘訣は、主の弟子たちに、この御霊の実が実っていく事です。ここに主イエスが証しされるのです。私たちは、御霊の実という素晴らしい約束を与えられていることを感謝しましょう。そして、ひたすら、御霊と共に歩むその歩みを地道に続けましょう。

 今日は「御霊によって進もうではありませんか」というテーマで学んできました。私たちは御霊によって生まれ変わりました。その私たちは御霊によって歩むという新しい生き方が与えられています。その結果は御霊の実を結ぶことです。「御霊によって進もうではありませんか。」とあります。「進もう」とは原意は「兵士たちのように、列を作って歩く」という意味です。すなわち、一人ではなく、皆で助け合い、励まし合って進むことです。はじめにコロナ禍でピアノを弾けなくなった大学生の話をしました。彼が弾けなくて落ち込んでいる時、相談に載ってくれる先生がいました。また、同調してくれる仲間もできました。そこから、また彼は立ち上がることができたのです。この越谷教会のお互いが助け合い、御霊の声を聴き続けましょう。神も私たちにご自身の声を聴いてほしいと願っています。御霊はその助けもしてくださる方です。この御霊を通じて神の声を聴き、歩み、導かれ、進んでいくお互いでありましょう。

◆来週の集会
   5月22日(日) 聖日礼拝 午前10:00~ (召天者記念)
       説教:  「天の故郷に憧れて」
                へブル11:8~16   ♪158、イ146
        礼拝ID: 897 9100 5585パスコード: 979211
                ※6月末までは毎礼拝同じID、パスワードです    墓前礼拝  午後1:30
     ビルド     午後7:00                  
 
消息、報告
●今週17日(火)は聖宣神学院創立記念日です。神学院の働きのために続いて祈りましょう。本日、記念日献金をいたします。ご協力をお願いいたします。尚、来週、神学院より森徳子姉(2年生)が来会されます。
●先週の聖書読書会には、前回参加者に加え、松田兄や谷川兄姉方も参加され、感謝でした。
●杉本宣子先生は、圧迫骨折で、キングガーデンのショーステイに移られ療養されています。一日も早い回復を祈りましょう。
●22日(日)は召天者記念礼拝です。信仰の先達方に倣う時としましょう。午後は、墓前礼拝を予定しています。参加ご希望の方は、前日までに牧師まで、ご連絡ください。
●予てより、運営員委員会にて、新しい宣教車の必要について祈ってきましたが、この度、宣教車のために特別献金がありました。良い車が与えられるようにお祈りください。