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「わたしの与える平安」2020/4/5

「わたしの与える平安」ヨハネ14:25~31

本日から受難週です。主イエスは十字架に架かるその前日にご自身の弟子たちと食卓を囲まれました。その際、弟子に「あなたがたに平安を与えます」(27)と語られました。今、新型コロナウイルスが拡大しつつあります本当に人の心に必要なのは主イエスが与えてくださる「わたしの平安」です。

●「わたしの平安」とは「父なる神の恵み」

主イエスの「平安」とはヘブル語の「シャローム」に近い意味を持っています。シャロームとは創造主である方からの限りない祝福とそれから来る安心です。不安とは、心配に思ったり、恐怖を感じる漠然とした状態です。その人の不安をはるかに越えた「神の祝福・恵み」が私たちには約束されています。

●その「わたしの平安」は父なる神の深い交わりから

聖書には全知・全能の創造者なる神が存在する、と書かれています。「私は山に向かって目を上げる。~私の助けは主から来る。天地を造られたお方から。」(詩121篇)とありますが、この「山」は自然界を造られた神の象徴です。詩の中ではその方に信頼を置き、そこに平安を見出しています。それは十字架を前にし、ゲッセマネで恐れと戦いながらも父なる神に信頼した主イエスの姿にも現されています。

●私たちもこの主イエスの「わたしの平安」に生きよう

平安や安心には土台が必要です。その土台を主イエスは私たちにくださいました。①まず、父なる神との深い関係です。それは十字架による贖いと復活を通じ、私たちが神とのつながりを回復することにあります。②聖霊の約束です。主イエスは弟子たちに「助け主」である御霊(26)が来られること約束されました。私たちはまだまだ先行き不透明な中にいます。だれもが不安な思いをもっているでしょう。しかし、私たちもこの主の約束に感謝し、日々歩みましょう。