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「神とともに歩んだエノク」 2022/8/7

「神とともに歩んだエノク」     創世記5:12~27
創世記の学びも5章に入りました。アダムは5節で930年の生涯を閉じます。そしてまさに土に帰りました。聖書の家系の中心はセツに移ります。この章にはほとんど各自の生涯の説明はありません。しかし、エノクは「神とともに歩んだ」(22,24節)ことが繰り返され、「神が彼を取られたので、彼はいなくなった」となっています。今日はこのエノクについて学んでみましょう。
●神とともに歩んだエノク
 神に創造された人間は、神とともに歩むように造られました。エノクはその人間本来の姿で歩んだのです。「エノク」とは「神に従う」という意味です。当たり前のようですが、当時は当たり前のことではありませんでした。興味深いのは エノクの生涯には、転機がありました。エノクが65歳のとき、息子メトシェラの誕生が彼の人生を変える神のチャンスとなったのです。
●エノクは神によって取れられた
そのエノクが「神とともに歩んだ」結果は「神が彼を取られた」ということです。「信仰によって、エノクは死を見ることがないように移されました。神が彼を移されたので、いなくなりました。」(へブル11:5)とあります。 神の不思議な形で介入により、エノクだけが他の人とは違った形で、天に上げられました。それは、主イエスによって示される復活の予告とも言えます。「神とともに歩んだ」という一言です。わずか10文字のことばです。ですがこの10字程、価値の高いことばはありません。
●私たちにも神とともに歩もう
 私たちもエノクや先日、天に帰られた松本先生のように神とともに歩みましょう。神ととともに歩むとは、神のみことばに従う信仰生活です。エノクは、ただ消極的に神に従うのではなく、積極的に、自ら従ったのです。エノクの息子はメトシェラです。メトシェラは187歳のときに孫のノアをもうけます。そのノアも「主の心にかなっていた」とあります。エノクの信仰は継承されていたのです。お互いが神とともに歩みましょう。そして神にとられ、永遠の世界で神とともに生きる幸いを体験しましょう。