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「主のみこころを学んだ人ヨナ」2014/11/6

「主のみこころを学んだ人ヨナ」(ヨナ4:1~11)
ヨナ書の主人公、ヨナは紀元前8世紀前半(イスラエルの南北分裂時代)活躍した預言者(Ⅱ列王14:25)と言われています。当時イスラエルはアッシリヤの脅威の中にありました。ヨナはその首都ニネベに行き、神の警告を語るように使命を受けます。彼はその使命を行う中で、主のみこころの本質を学ぶのです。
●ヨナの生涯
ヨナは主のニネベの警告を伝えよという主の命令に反発し、逆方向のタルシシュに向かいます。その船旅の途中、嵐に遭遇、彼は海に投げ出され大魚に飲み込まれ、三日三晩過ごします(1章)。彼は大魚の腹の中で悔い改めの祈りをし、主はヨナを助け再度、ニネベに行く使命を与えます(2章)。主の使命の通り、ニネベに行き警告を伝え(3章)たヨナでしたが、悔い改め、主の赦し得たニネベの人々の姿に怒りを覚えるのです。そこで主は一本のとうごまにより主のあわれみ深さを伝えたのでした(4章)。
●ヨナの特徴
ヨナは主イエスも称賛する働きをした預言者(マタイ12:41)でした。彼は強い愛国心を持つ人でした。ですがそれゆえの弱さ、歪みを持つ人(1:3、2:1、4:1)でもありました。その中で主のみこころとは何かを学んだ人(4:11)だったのです。
●ヨナに学ぶこと
私たちもみこころを学ぶ必要があります。自分の使命への気づき、歪んだ心の修正などのためです。私たちも自分の使命がわからず、漂流するような歩みをしてしまうことがあります。また自分の心の歪みに気づかず人を傷つけることもあるのです。私たちは神の視点で物事を見る(創造物への愛等)大切さを身につけましょう。そして、学んだみこころに正直になって従うことです。失敗しても神様は回復させてくださる(2:1)のです。主のみこころをわきまえ、このあわれみ深い主とともに歩みましょう。