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「命をささげる羊飼い」2015/2/1

「命をささげる羊飼い」ルカの福音書15章1~7節
先日、中東では辛い事件が起きました。事件に巻き込まれた後藤さんは「友人を助けたい」と危険な地域に入ったそうです。「助けたい」という純粋な気持ちは尊いものです。主イエスは折々、羊や羊飼いの例を使ってたとえ話をされました。今回は聖書には命をかけて私たちを「助けよう」とされる方がおられることを見てみましょう。
●羊を愛していた羊飼いの姿
当時も今も羊飼いは羊を大切に扱ってきました。荒涼とした半分砂漠のような土地で、草場、水場に導きました。オオカミやハイエナの遠吠えがする荒野に立ち野獣に襲われることのないように、野宿して羊の群れの番をしていました。ですが、このたとえの羊飼いの羊への思いは特別なものでした。それは九十九匹を荒野に残して助けに行くという「打算を越えた愛」でした。
●この羊飼いの姿は私たちと主イエスの関係
このたとえ話は主イエスと私たちとの関係といえます。主イエスは「わたしは良い羊飼いです」と語られた方です。そして羊は私たちと言えます。「いなくなった」とは「見失われた」とも訳すことができます。聖書では人はもともと神さまに造られ、そのもとにあった存在と記されています。人は本来の自分がいた場所に戻る、神さまのもとに帰ることが必要です。主イエスはその道を造るために十字架の贖いを果たされたのです。
●私たちも主イエスの助けが必要な存在
私たちもこの良い羊飼いである主イエスを必要としている存在です。私たちは羊のように迷いやすく弱い存在だからです。主イエスは、私たちが主から離れるようなときでも、決して私たちを忘れることはないのです。そして見失うと、わたしどもを「打算のない愛」によって求め、捜し回られるのです。しかも、見つけるまで、捜し回られるのです。ここに主の愛が愛