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「主イエスとともに歩む道」2017/2/5

「主イエスとともに歩む道」
(ルカ24:1~15)
私たちの生涯の中でも、行き先を見失い、行き詰まり、途方に暮れることがあります。イエスは十字架につけられ、処刑されて、墓に葬られました。主イエスに付き従っていた女性たちは、主のご遺体に香料を施すべく、主の墓に来ました。ところが墓の入口をふさぐ大きな石が転がされており、主イエスのご遺体はありませんでした。彼女たちは途方に暮れてしまったのです。それは彼女たちだけではなく、信じ、従ってきた主を失って、「話し合ったり論じ合ったり」(15)しながら歩いていた二人の弟子たちも同じでした。
その女性たちに天使たちは「まだガリラヤにおられたころ、お話になったことを思い出しなさい」(6)と語りました。「そこで、婦人たちはイエスの言葉を思い出した」(8)と書かれています。また、二人の弟子たちにも主イエスはみことばをもって語りかけられました(25~27)。それにより、彼らの生涯は変えられていったのです。また、二人の弟子たちには主イエス、ご自身が近づいてきてくださいました。
私たちの歩みでも恐れ、行き詰まり、「話し合ったり、論じ合ったり」するだけで終わってしまい、解決策もなく終わってしまうことがあります。しかし、主イエスは私たちに自ら近づいてきてくださり、「みことば」をもって語りかけてくださる方です。「まことに、あなたのさとしは私の喜び、私の相談相手です。」(詩篇119:24)
「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる。」(マタイ4:4)とありますが、主のことばは私たちのもっとも確かなカウンセラー(相談相手)であり、創造主である神のことばなのです。このみことばをもって主は私たちを導いてくださり、その道を確かなものとしてくださいます。主イエスを信じ、そのみことばの道に歩む幸いをお互いに体験することができれば幸いです。