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「神の愛の中で」2017/11/5

「神の愛の中で」(ルカ15:1~10)
永六輔という方の「大往生」という著書の中に「人は死にます。必ず死にます。その時に生まれてきてよかった、生きていてよかったと思いながら死ぬことができるでしょうか。そう思って死ぬことを大往生といいます」という一節があります。どうしたら「生きていて良かった」と感じることができるのでしょうか。それは「愛されている、大切にされている」ということを感じる時ではないでしょうか。
●愛されている私たち
主イエスは有名な「失われた一匹の羊」のたとえをお語りになりました。主イエスはメッセージはごく単純に、「あなたがたも、自分の大切なものが無くなったら、必死に探し回るだろう」ということです。また「ドラクマ銀貨」を探した女性もそうでした。1ドラクマは一人の労働者の一日の賃金に当たる金額です。これは神の愛に通じるものです。神様は私たちを「高価で尊い」「わたしのものだ」としてくださっているお方です。
●私たちも神の愛の視点をもって歩みたい
この例え話は当時のパリサイ人や律法学者たちに語られたものでした。彼らは「罪人」と呼んでいた人々の救いには無関心でした。主イエスは、ご自分の大切なものが失われていくのを、まあいいや、と放っておくのではなく、捜しに来て、見つけ出し、ご自分のもとに取り戻そうとなさるのです。私たちも犠牲を払い人を愛することを実践したいものです。
●神さまはそのような私たちを作り変えてくださる。
「なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです」(ローマ5:5)とありますが、私たちにはこの愛を実践することかできるように新たな力が与えられます。主は良い牧者です。この主の心を自分の心とし、愛の実践を続けてまいりましょう。