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「創造主の声を聴こう」2018/5/6

「創造主の声を聴こう」
詩篇19篇
音楽や絵画を聞いたり見たりするとその作曲家や画家の心を感じることができます。詩篇19篇は、神の啓示を讃える歌です。「啓示」とは、人間では到達できない真理を、創造主が人間に伝えることです。
●自然を通じての声
この詩篇には三つの声があります。第一の声は、「自然界からの声」です。連休で自然の中に出かけられた方もおられるでしょう。自然界は、確かに何かを語りかけています。聖書は、自然に意志があるとか、それが私たちを支配しているとは言っていません。この大自然を超えたところに、この大自然を造り、大宇宙を支配している神がおられると教えています。
●聖書の声
自然の声は素晴らしいものですが、限界があります。人の進むべき方向性への導きや問題の解決、そして生死の問題への解決も見出すことはできません。しかし、第二の声である「聖書の声」にはそれが明確に示されています。神は、ご自分の思いを人間の言葉で表わし、それを書物にしてくださいました。8節には「主の戒めは正しくて、人の心を喜ばせ」とありますが、聖書は私たちに真理を教え、真理を知る幸いを体験させます。
●人の声
第三に「人の声」「人間の言葉」もとりあげています。詩篇8篇ではダビデは、「人の小ささ」を感じていました。19篇でも自然界からの神の声、聖書からの神の声に対して人の言葉が、なんと不完全で不確実なものかということにが記されています。そのような時、素直に自分の罪を認めて、神にゆるしと助けを願う人は幸いです。「どうか、隠れた罪を・・・」(12)との祈りがありますが、この祈りこそ、この詩19篇の最も大切な部分とも言えます。私たちも自然や聖書から聞こえてくる神の言葉に心を向け、それに真実に応答する日々を歩みましょう。