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「偽ってはいけない」2018/7/1

「偽ってはいけない」出エジプト20:8~21
先日、越谷市でまた振り込め詐欺の被害があったそうです。様々な形で対策がとられてるようですが、なかなか後を絶ちません。最近や公文書の改ざん問題、またスポーツの世界でも誠実さを疑うような出来事が続いています。聖書には様々な人のドラマが出てきますが、人が出てくる以上、ごまかしや偽り、ということもあります。
今回の聖書の箇所は十戒と言われるものです。これは創造主である方が定められたもので人が幸せに生きるための原則と言えます。その中で「あなたの隣人について、偽りの証言をしてはならない。」(出エ20:16)とあります。「証言」とは一義的には裁判など公の場所での偽証のことです。しかし、ここで大切なことはそれが公的であり私的であれ「あなたの隣人」とあることです。つまり人間関係の問題です。私たちの何気ないうそやごまかし、根拠のないうわさ話などか隣人の心を深く傷つけることがあります。
それは決して他人毎ではありません。パウロはエペソのクリスチャンたちに「さて、あなたがたは自分の背きと罪の中に死んでいた者であり、かつては、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、」(エペソ2:1、2)と語りました。私たちもみな同じように他の人を傷つけるというような罪を犯している可能性があります。
ですが「しかし、あわれみ豊かな神は、私たちを愛してくださったその大きな愛のゆえに、背きの中に死んでいた私たちを、キリストとともに生かし」(同4、5)とてくださいました。これは主イエス・キリストによる罪のための身代わり犠牲によるものです。そして「あなたがたは偽りを捨て、それぞれ隣人に対して真実を語りなさい。」(エペソ4:25)とあるように神さまは私たちをキリストにあって「新しい人」へと変えてくださるのです。