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「真の知識の源泉」2023/3/5

メッセージ  「真の知識の源泉」詩篇139篇1~24節

私たちは様々な所から知識を得ます。他の人や書籍、メディア、インターネットから等です。そしてその知識が役立つことも多いでしょう。樋野先生が繰り返されていたのは、ことばの処方箋です。そのことばの源泉は内村鑑三や新渡戸稲造、南原繁といった人々のことばからです。いずれも日本を代表する知識人です。彼らが大切にし、知識の源泉としていたのが聖書です。聖書は他の書物と決定的に違います。聖書は神のことばです。その神のことばである聖書には真の知識の源泉があるのです。

今回の139篇は聖書の神とはどのようなお方か、ということが記されています。1節に「主よ。あなたは私を探り、私を知っておられます。」とある通り、神が、ただ漠然とすべてのものを知っておられるというのでなく、私たち一人ひとり詳しく知っておられるのです。神は、私たちの心の奥底までも読み取り、知っておいでになるのです。神は私たちを完全に知り尽くしておられます。それは聖書の神が私たちの創造者だからです。13節から6節は、神の創造が記されています。今、創世記を礼拝で学んでいます。その最初には神がこの世界を造られたとありました。同時に神は人を造られました。

この詩篇が「あなたこそ、私を組み立てられた」と、「私の創造」が語られています。神は、私たちが母親の胎内に宿ったその時から、私たちを見守っていてくださるのです。16節の「私のために作られた日々」とは、人生の日々のことです。聖書の神は私たち人生のすべて見ておられ、知っておられる方です。ここに真の知識の源泉があります。聖書の神は私たちのすべてを知っておられる方です。

ただ、神は造られただけではありません。ご自身が造られた私たちを愛しておられます。そして、常に良いものを与えようとしてくださるのです。だからこそ真の知識を与えることができるのです。それはただの知識ではありません。私たちに救いを与え本当の幸せと豊かさを与えるものです。この聖書を尚、知り、真の知識を得ていく、そのような生涯であれば幸いです。⑦