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 「喜ぶ者、悲しむ者とともに」2023/1/29

メッセージ  「喜ぶ者、悲しむ者とともに」

ローマ12章9~17節

今日は教会総会です。今年もコロナの影響、また、悲惨な戦争も続いています。その現実の中でも、私たちは前進していく必要があります。そのために今年のテーマは「伝道」と導かれています。「伝道」とは「道を伝える」ことです。聖書ですと「福音を伝える」という意味ともなります。福音とは主イエスの十字架の贖い、そして神の愛を伝えることです。それが人にとってもっとも幸いな道だからです。

伝道方法は様々ですが、大きく分ければ、二つです。「語る、伝える」、もう一つは「行う」ということです。主の愛を語ると同時にあるいはその前にそれを実践し、行いをもって神の愛を伝えるのです。人間の苦しみ、要求に応じることが中心となります。

私たちの教会は「豊かなつながりのある教会」として三つのつながりを大切にしてきました。今年からは地域とのつながりをもう一度、新たにしたいと願っています。

その中心となるみことばが、ローマ12:15です。「 喜んでいる者たちとともに喜び、泣いている者たちとともに泣きなさい。」とあります。他人の喜びを自分のことのように喜び、他人の悲しみを自分のことのように悲しむのです。これが他の人々への神の愛の表れ一つです。 もちろんそれは簡単なことではありません。他の人の気持ちを理解するのは限界もあるからです。

その時、大切なことは「きく」ということです。「きく」とは「聞く」「聴く」「効く」などです。この「聞く」「聴く」は、人の心を癒すという意味で「効く」ことができます。病を抱えている人たちだけではありません。この手紙は使徒パウロが紀元56年頃書いたものです。そこには、格差や貧困、差別がありました。それは今でも変わりはありません。 困難な時代です。まだまだ制約もあります。ですが私たちの教会はその中でも可能な限り、地域の方々とともに歩みましょう。様々なプログラムも予定されています。それらを通じて人の喜び、悲しみを「きく」ことができ、祈り、励ます教会となれば幸いです。そして本当の解決である、主の救いを伝えていくのです。そのような歩みをこの年、続けましょう。