「復活の主イエスとの出会い」

(マタイ２８:１～１０)

この年のイースターを迎えました。日本ではまだまだですが欧米ではとても大きな行事です。アメリカではイースターにはサンライズサービスがあり、日の出の時に礼拝をするそうです。これも主イエスの復活を思うものです。今日はビデオをご覧いただましたが、これには復活を取り巻く人々の姿がありました、その人々と主イエスは会ってくださったのです。

●復活の主イエスに出会ったときの人々の姿

復活の主に出会った時、女性たちや弟子たちは不安と恐れの中にありました。信じ従ってきた主イエスが十字架の処刑にされ、また今度は復活したということで戸惑っていました。「恐れてはいけません」と天使が告げますが、そういう状態でした。私たちも慣れない事、初めての事など不安や恐れを感じます。年度変わりでそのような状況にある方もおられるでしょう。

●復活の主イエスとの出会いは私たちに励ましを与えるもの

「ここにはおられません。よみがえられたからです。」(２８:６)とあります。この復活された主イエスはガリラヤで弟子たちに会うってくださいました。そして女性たちに自ら「おはよう」と声をかけてくださり、さらに「見よ。わたしは世の終わりまでいつも、あなたがたとともにいます」(マタイ２８:２０)と語ってくださったのです。これは弟子たち大きな励ましになったでしょう。

●私たちはこの復活の主イエスをとらえていきたい

私たちはこの復活の主をとらえて行きましょう。「前から言っておられたように」とあります「前から」とは主がご自分の復活について語られたことです。そしてそれは聖書全体ともいえます。私たちは聖書を通じ復活の主とお会いすることができます。今日は今から聖餐に与ります。この聖餐を通じても主とお会いすることができるのです。この復活の主に出会い続け、励ましと力をいただいて歩みましょう。

←「「十字架に示された罪と愛」2015/3/1」前の記事へ　　次の記事へ「「示された父なる神の愛」2015/5/3」→