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「十字架に示された罪と愛」2015/3/1

「十字架に示された罪と愛」(ルカ福音書23章20~34節)
3月です。教会歴では今月の末は受難週となります。主イエスは今から2千年程前、十字架の刑を受けました。十字架は当時、最も重い罪に対してなされたものでした。しかし、主イエスにはそんな罪はなかったのです。歴史上、数え切れないほど人々がこの十字架の処罰を受けましたが、この主イエスの十字架には特別なメッセ―ジを見ます。それが人の罪と神の愛です。
●十字架は人の罪深さの象徴
主イエスの十字架は人の罪深さの象徴です。この箇所にはにはいわゆる「犯罪」を犯した二人の罪人が出てきます。しかし、聖書の観点からは自己保身のために他人を犠牲にした指導者、あざけった兵士たち、「ながめていた」という民衆たちも罪人なのです。主イエスはそのような人々を「枯れ木」とよびました。「枯れ木」とはいのちがないものです。
●十字架は父なる神と主イエスの愛の象徴
34節を見ますと「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです」とあるように主イエスはそのような人々のために祈られました。ここに大きな主の愛があります。同時に父なる神様の愛の深さも驚きます。主イエスは「父よ」と祈られました。父なる神はご自分の愛する子、主イエスを苦しめている人々を赦されたのです。
●この十字架に示された人の罪と神の愛は他人事ではない。
この十字架に示された人の罪と神の愛は他人事ではありません。「彼らを」とありますが、聖書や私たちの体験という観点から言っても私たちも「彼ら」と同じように罪を持っているのです。だからこそ、私たちも赦していただきましょう。主イエスは赦しのために今も祈っていてくださいます。そして赦しを与える父なる神に感謝して歩みましょう。