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「私たちの間に住まわれた神」2018.12.21

「私たちの間に住まわれた神」 (ヨハネ1:1~14)

2018年のクリスマスを迎えました。クリスマスは神が人となられたという不思議な出来事です。ヨハネの福音書はその不思議を解き明かし、御子を信じる者が永遠のいのちを得ることができるようにと記されています。1章は「人が神となられた不思議」の序文と言えます。「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた」(14)。ヨハネはこの「ことば」には永遠性と神性があること、また、この「ことば」は創造主であると言っています。そしてそれがイエス・キリストご自身のことです。
「住まわれた」という言葉は「幕屋を張った」とも訳することができます。「幕屋を張る」とはモーセの時代、「わたしは彼らの中に住む」ということでした。「ことば」である神のひとり子である方が「幕屋を張られた」ということは、私たちの間に(一時的ではありますが)肉体という形をとって私たちの間に住まわれ、親しいかかわりを持ってくださったということです。
2018年も様々なことがありました。教会としては30周年の記念工事や記念集会などもありました。多くの方々が集うようになりました。それは感謝ですが、大切なのはそこに主イエスさまがおられるか、ということです。「この方の栄光を見た」とありますが「見た」というのは継続的なものです。弟子たちは主イエスを継続的に見ることによって神のすばらしさを体験しました。
私たちはどうでしょう。教会員の同士の間で、夫婦で、友人同士でその間に神のすばらしさを見ることができるでしょうか。 「それぞれ、自分のことだけでなく、ほかの人のことも顧みなさい。キリスト・イエスのうちにあるこの思いを、あなたがたの間でも抱きなさい」(ピリピ2:2~5)とあります。格差や不公平の多い時代です。その中でこの遜った主イエスの思いを知り、私たちも自分のものとできれば幸いです。