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「心を見る神」2021/11/1

「心を見る神」   Ⅰサムエル16:6~13
聖書の神は心を大切にされる神です。今日の箇所には、神が人を選ばれる様子が記されています。神は新しい王を選ぼうとされたのです。神はサムエルにベツレヘム人エッサイの家に行きなさい、と語ります(1)。その息子の中に新しい王がいるというのです。サムエルは自ら長男エリアブが王にふさわしいと思いました。前の王であったサウルはイスラエルの中で一番の「イケメン」で、背も高かったのです(1サムエル9:2)。エリヤブもそのようでした。その時、「主はサムエルに仰せられた。彼の容貌や、背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けている。」(7)と言われたのです。そして「人はうわべを見るが、主は心を見る」と語られました。「人は自分の歩みがみなまっすぐ見える。しかし、主は人の心を評価される。」(箴言21:2)とあります。人が何を考えているのか、それを理解し、判断できるのは全知全能の聖書の神以外にはありません。
その後、七人の息子以外にもう一人、末の息子がいました。彼は遠い荒野で羊の世話をしていたのです。この彼こそ神の意中の人ダビデだったのです。ダビデの心の特徴はその純粋さ、と言えます。純粋に神に信頼する心です。実際、この後、ダビデはゴリアテという敵と一対一で戦います。ゴリアテは強敵で彼を恐れたイスラエル人はだれも戦おうとしませんでした。ですが、ダビデだけは神の助けを信じて向かって行ったのです。そのような純粋な心でした。 
「主は心を見る」お方です。人は、人を表面では、ごまかせても、主である神をごまかすことは出来ません。その主の前に生きなければならないのです。人は、自分の心の限界や醜さを感じることもあるでしょう。世の中を決めているのは人の心です。聖書は多くの人の心が悪に傾いている、といっています。聖書ではそれを罪といいます。多くの人は「世の中はそんなものだ」と諦めてしまいます。しかし、神はその心も変えて下さる方です。人はうわべを見ます、しかし、主は心を見ておられる方です。私たちの心を見、評価し、そして変えて下さる神です。この聖書の神に信頼しましょう。