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「選択の基準」2022/9/5


 メッセージ  「選択の基準」  創世記13 :8~18

私たちの生涯はまさに選択の連続です。どちらを選ぶかによって生涯が大きく変わることがあります。主の約束の地カナンに帰ったアブラムに二つ目の試練がやってきました。土地を巡る争いです。それは甥のロトとその一族との問題でした。その時アブラムがとったのは神にゆだねるという方法でした。 
●アブラムの選択の基準は目に見えないもの(信仰)
この時、アブラムの基準は目に見えないものでした。主への信仰です。14節に主がアブラムに語り掛ける箇所があります。ここに「さあ、目を上げて」とあります。そして主は彼に祝福の土地と未来を見せて下さいました。アブラムが見上げたもの、それは主ご自身とその祝福の世界でした。選択をロトに委ねたのは、主にゆだねるという信仰の現れでした。主への信仰という基準で選択をしたのです。それは目には見えませんが、確かなものでした。 
●ロトの選択の基準は見えるもの
10節にも「目を上げて」とあります。ロトが目を上げて見たのはヨルダン川の近くの低地でした。そこはとても潤い、豊かな土地でした。ロトはソドムに住みました。理由としては、そこが豊かに見えたからでしょう。しかし、それは表面上の豊かさでした。彼の基準は人間的な豊かさ、利益だったのです。同じ「目を上げて」でもアブラムとは見るものが違っていました。ロトは目の前の「見えるもの」に選択の基準をおいたのです。
●アブラムの選択の結果
アブラハムは「目に見えない」主に将来をゆだねました。その結果どうだったでしょうか。18節には主の約束された土地に住んだとあります。アブラムが住んだ土地は荒野の多い山地でした。見た目にはよくなかったもしれません。しかし、そこは主の約束の地であり、祝福を受けることができました。彼の選択の基準はそこにありました。これこそが信仰です。ぜひ、アブラムのように主とその祝福の世界に目を向けましょう。主を信じ、アブラムのように良い選択の基準をもって歩みましょう。