「永遠に変わらないものを」

Ⅰペテロ１：１１～２：６

２０１７年、新年を迎えました。一年の皆様の祝福をお祈りしております。毎年、年末、年賀状を書きます。年賀状を書くとき、宛先の方々にいろいろな変化を感じます。個人というレベルだけでなく教会もそうです。２０１７年は越谷教会も３０年目を迎えます。キリスト教界ということでも、今から五百年前、１５１７年の１０月３１日、マルティ ン・ルターの宗教改革がありました。また今年はこの２０１７年を期して新しい翻訳の聖書も発刊されます。私たちの周りも、時代も聖書の翻訳も変わってきます。しかし、決して変わらないものは主のみことばです。

神の御言葉こそ永遠に変わらないものです。「草は枯れ、花は散る。しかし、主のことばは、とこしえに変わることがない。」とあるからです。聖書は霊的な食べ物です。だからこそ 『生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、みことばの乳を慕い求めなさい。それによって成長し、救いを得るためです』とあるようにみことばを慕い求めましょう。またみことばは私たちの霊的命の源主イエスそのものでもあります。だからこそ、このみことばによって成長したいものです。

そのためにお互いはまず、御言葉の価値を理解しましょう。私たちは様々なものに価値を置きます。インターネットの情報、新聞や雑誌、人の話なども価値があります。しかし、何より御言葉に価値を置くことができれば幸いです。そして祈りと御霊によって聖書を理解しましょう。時間と場所を設定することも大切です。量ではなく、質に焦点を当て、あせらないで主の語り掛けを待ちながら読みましょう。読んだことを自然に受け入れ、記録し、そして何より自分の生活に適用し実践することです(ヤコブ１：２２)。新しい年が始まりました。どのような変化があるかはわかりません。その中にあって私たちは決して変わらない主のみことばを土台に進むことができれば幸いです。

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