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「確かな望みの土台」2017/10/1

(マタイ9:18~26)
私たちの周りには人の力ではどうすることもできないことがあります。主イエスの所に1人の会堂管理者が自分の娘のことでやってきました。会堂管理者は「監督者、指導者」という意味もあり高い地位にありました。その彼が主イエスに自分の家に来てほしいとしきりに懇願しました。なぜなら、その娘が亡くなったというのです。それは彼にもどうすることもできないことでした。
またある女性は12年もの間、長血という婦人病で苦しみ、治療のために生活費の全部を費やしても治らず、どうすることもできずにいました。また、当時の社会では女性のこうした病気は宗教的に汚れていると考えられ、そのために社会的に疎外されていたのです。
ですが、彼らには最後の望みがありました。主イエスキリストです。会堂管理者は「イエスの前に出てひれ伏し」とあります。また女性も「お着物にでもさわることができればきっと直る」と考えていました。それで群衆をかき分け、主のもとに近寄ったのです。
その結果、会堂管理者の娘は生き返り、長血の女性がイエスの衣のふさにさわった時、彼女の血の流出が止まったのです。彼らの望みは叶えられました。それは主イエスの力だったのです。
主はその望み以上のことをしてくださいました。22節には「全く直った」とありますが単に女性はいやされただけでなく、社会的にも認められ、新しい生き方ができるようになったのです。よみがえった娘も新たな生き方が始まりました。主は望み以上のことをなしてくださる方です。
私たちにも主は最善をしてくださる方です。またそれ以上の事をしてくださる方でもあります。もちろん最大の望みは「復活」でしょう。「この希望は失望に終わることがありません。」(ローマ5:5)とありますが、失望を与えることのないこの方に信頼して参りましょう。